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Outlander

こんにちは

サイトにようこそ 拍手もありがとうございます。

次のお話を書いています。

「二人の新任艦長」に続くようなアクションと若き双璧の友情の物語なのですが、プロットは出来上がっているものの、まだ形になってません。書き出しがうまく運んだのでこれから時間を取れれば波に乗れると思います。

時間がないのは主に現在、空いた時間を海外ドラマに捧げているせいなのです。

わたくし、アウトランダーというヒストリカルアドベンチャーロマンス(笑)小説のファンです。とうとう実写ドラマ化する、というニュースを原作者のHPで知り、日本で見れるのはいつか、そもそも見れるだろうかと思ってましたが、き・ま・し・た~♪。

現在、いくつかのメディアでシーズン1が見れるようになってます。

Outlanderシリーズ ダイアナ・ガバルドン著

第二次大戦で従軍看護婦だったクレアは戦後、夫と共にスコットランドに旅行に出かけた。そこで18世紀にタイムトラベルしてしまい、ハイランダーのジェイミーと出会う。しかも、身に覚えのない罪を着せられ潜伏中のジェイミーを追うイングランド軍大尉、ジャック・ランダルは夫フランクの先祖だった。穏やかで知的な夫と違い、残虐な性質のランダルからクレア自身も間諜の疑いを受け、保身のためジェイミーと結婚しなくてはならないことになってしまう。現代に残された夫の元に戻ろうと苦慮しつつも、優しくたくましい戦士のジェイミーを愛し始めるクレア。二人の間で引き裂かれながら、クレアは数々の疑惑、難問と戦っていくことになる。果たして、クレアとジェイミーはジャック・ランダルの魔の手から逃れ、自由を手にすることが出来るのか。そして、クレアは元の世界に戻ることが出来るのか…!?

はい、これはタイムトラベルものです。そしてロマンス成分と骨太の歴史小説がこってり合わさった大長編です。まだ完結してません。最近どんどんページ数が多くなっており、大判のペイパーバッグがまるでタウンページの如きものになっています。私は最新刊は電子書籍で購入してしまいました。紙の本が本当はいいけど、だってそしたら電車内で通勤中に読めない。読み始めたらもう手放せなくなるんで、いつでも持ち歩けるKindleはありがたいです。

恐らく世界中のファンが待ち望んでいた実写化ドラマですが、待った甲斐があってオールスコットランドロケの映像は素晴らしく、ハイランドの荒々しい風景は特に圧巻です。クレアも知的な美人かつ可愛らしく、ジェイミーは確かにこれだ! という理想のハイランダーです。この小説の魅力はやはり主役の二人の造形にあります。クレアは看護婦なので18世紀でも看護の知識を生かして方々で人助けをしたり、魔女に疑われたりします。賢くはつらつとして思いやりがある、しかも自立して嫌味なところのない女性像です。

さて、クレアの愛の対象たるジェイミーはハイランドの領主の家柄で、非常に賢明でありなおかつ武勇に優れ、人の上に立つ資質のある若者なのですが、殺人の罪に問われ、むち打ちの刑を受けました。その後、逃亡するのですが、彼を追うジャック・ランダルが曲者です。作者がこの悪役を愛情とこだわりを持って書いているのは分かるのですが、私はもう完全に主役二人の味方になってしまい、この悪役に感情移入できずにいました。さらに、18世紀の描写にすべての紙片を割いているため、現代のクレアの夫フランクにも同情出来ませんでした。

しか~し、やはり映像となって生身の俳優さんが演じると卑劣な悪役も立体的な魅力を持って立ち上がってきます。現代のフランクが消えた妻を悲壮な覚悟で探す姿を映像で見せているのもいい。このフランクとジャック・ランダルは一人二役なのですが、崩れた美形の残虐非道なジャックと、オックスフォードの端正な教授のフランクの演じ分けが上手いです。

ジャックの方は自らの手でジェイミーを過酷なむち打ちにしており、しかも、『性的な意味で』ジェイミーを求めます。はっきりジェイミーに『おまえが欲しい』という場面の回を昨日見たのですが、相当やばいです。小説で読んで知ってるのに…。

しかも、ジェイミーのハイランド訛りが聞きたくて字幕版で見ているのですが、ジャックの吹き替えは速水奨さんです。これは何の罠か…? 今後実際にことに及ぶシーンがあるのを知っているので(ネタバレすみません)、そこまでいったら吹き替えでじっくり鑑賞したいと思います。あの声で聞けるとなると(何を聞くつもりだ?)ドキドキしますな…。

…さて、相当熱く語ってしまいましたが、我らがロイたんのことも忘れていません。毎日1行ずつでも書き進めまして、12月には更新できるようにしたい、と思っております。


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