踊れ！ 銀河帝国

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今更ながら、ヅカ銀というものをネット配信で観ました。今なら別の舞台版も人気だから、本当に今更な感じなのですが。

私ミュージカルファンなんですけど、銀英伝の舞台版に関しては、手を出すのは怖いという感じで…。そもそも原作、OVAのファン歴も浅いので、新しいメディアで観るところまで手が回らなかったのです…。それにやっぱり生身の人間が演じているのを見るのって、恥ずかしいような気分になるじゃないですか。ま、とにかく観ました。恥ずかしかったのは最初の5分くらいで後は慣れました（笑）。

以下感想のようなものです。言いたい放題ですけど、ヅカファンの方、気分を害されたらごめんなさいね。

（未見の方ご注意ください）

当然だけど、双璧は名前のあるモブって感じでしたなあ。あたしのロイたんどこ…？　限りある上演時間で、皆を中心に持って来ることは出来ないからそれは仕方ないですね。

その点やっぱりキルヒアイスが良かった。かわいいし歌も安定感があって聞かせる感じ。彼が非常に重要な役柄になるのは予想がつくから、いい配役ですね。

しかしヒルダが女の子だった…。気になったのは、ヒルダが自分を秘書にしてくださいとアピールするシーンで、帝国は女性の地位が低くて遅れている、というようなことを言うところ。ヒルダはその地位に見合った知性があったからラインハルトに起用されたのであって、女性の地位向上のためではなかったはず。女性の権利のためではなく、あくまで彼女にそれだけの能力があるからだという流れにしてほしかったな。私の見方に見落としがあったらごめんなさい。

ところでブラッXジャック風ヘアのオベ閣下はあれはどこかに女がいそうだ…。血の滴るステーキが好きなんじゃないか。ラインハルトもOVAより男らしい気がする。ラインハルトの美貌は中性的なものだと思っていたけど、宝塚のラインハルトはむしろずっと男性的な感じ。

オベ閣下もOVAではある意味、性を感じさせないところがあるけど、宝塚ではなんだか非常に生命力にあふれていて、男盛りって感じでしたな。あれ、本当は男性が演じてたってことないですか？　（ないか）。

生身の人間が演じるってこういうことなんでしょうか。

他のキャラがいろいろイメージの振り幅が大きい中で、ヤン提督は宝塚でもヤン提督だった。揺るがないなあ。そういうところが好きなんだけど。同盟側ではジェシカが光っていた。

当然ながら、これを劇場で目の前で観たら感じ方がまったく違う可能性もあります。場の雰囲気、役者さんの立ち居振る舞いも影響するんですよね。ネットで観れて便利だけど、やはり舞台は生ものですね。

さて、以下コメントのお返事でございます。

2015/7/25 5:43にコメントをいただきました方

ご愛読いただきありがとうございます～。8月中はお休みしてすみません。その間以前のお話を読み返すなどしてやってください。じきに新しいお話も更新出来るようにしたいと思ってます。

どうもありがとうございます！

ちゃんと新しいお話も書いてます。ロイエルを攻めるつもりだったんですけど、なんかとうとうオーベルシュタイン閣下がやってきてしまいました。宝塚のせいではないと思うんですが…。どういう結果になるかは、しばらくお待ちいただければと思いまする。