百日紅のことなど
- seasonofmackerelsky
- 2015年6月3日
- 読了時間: 2分
こんにちは~
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
先日、東京は渋谷、神宮前にある太田記念美術館と言うところに浮世絵を見に行ってきました。
ほんとはGWに行くつもりだったのが延びてしまったのですが、いやあ、それにしてもあのあたりはすごい人ですね。美術館は浮世絵を専門に扱っているのですが、そのような渋い建物がなぜか原宿やらなんやらという盛り場(← )にあるという。場所柄か、美術館の入場者も多かったです。
なぜそのような場所に行ったかと言うと、その前の週に映画「百日紅」を観たからなのです。もう公開は終了したかしら。杉浦日向子さんの同名の傑作漫画を原作にしたアニメ映画です。私はもう10年以上もこの作品が好きで、1年に1回は思い出したようにこれを読むんですよ…。だいたい夏とかに。一緒に杉浦さん著の「百物語」も読んでうすら寒くなったりして、乙なものです。
漫画「百日紅」は絵師の葛飾北斎と、同じ絵師で娘のお栄の物語です。映画の公開に合わせて、美術館にはこの娘のお栄の肉筆画が展示されていて、それで見に行ったわけです。写実的な陰影のあるとても現代的な絵で、物語性を感じました。
映画の方は見てみたい、実感したい江戸の風物を動く絵で見れて、それが良かったですね。お栄の声は女優の杏ちゃんだったんですが、低めにした声がぴったりしてました。この原作が少し不思議な目に見えないものや、感覚的なものを描いているので、その描写もなかなか良かったかと思います。
映画はもう映画館では見れないかもだけど、原作をどうぞお読みください。杉浦日向子さんの味わいある絵と物語を楽しめます~。
お返事でございます。
花林糖さま
拍手&コメントありがとうございます。「子供の遊び3」のロイたん、ちょっと哀れな感じです(笑)。エルフリーデは、あれはカマトトじゃないんですよ~。可愛いと言っていただけて良かったです。ロイたんの上着にくるまっちゃうとか、乙女…。なんとかあの可愛さを維持して次のお話まで持っていきたいです。
彼女の(未来の)息子のフェリックスは家出してどこへ行くでしょうか。なんだか、私が書いているフェリックスは、十代のころに目立った反抗期がなかったのではないかと思っているんです。遠慮していたとかではなくて、大人に囲まれて育っていい子過ぎた…、みたいな。まあ、これは私の設定なので…。
次回、話が転がりますので、どうぞ楽しみにお待ちいただければと思います。でもある意味ちょっと心配…。
では、今週もあと少し頑張る…!。
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